

【購入後のトラブル回避?!】中古戸建の住宅購入の際に注意するべきこと!|愛京住宅総合サイト
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- 【購入後のトラブル回避?!】中古戸建の住宅購入の際に注意するべきこと!

価格、築年数や建物の構造など選択肢に幅があり、リフォームも施せるため人気が高まってきている中古戸建。内覧時には、実際に実物をみれるため気に入った場合は、思わず「買います!」と即決しちゃう人も多いですよね…でも、ちょっと待ってください!
あなたの買おうとしている家は本当に大丈夫でしょうか?中古戸建の購入では、建物だけじゃなく土地のチェックポイントもたくさんあります。住んでからのトラブルを回避するために、購入前に必ずチェックしてほしいポイントをお伝えいたします。
チェックポイント!~土地編~
まずは、土地のチェックポイントについてご紹介していきたいと思います。
1.災害のリスク
住まいの場所が、土砂災害警戒区域などに指定されていると大雨や洪水などが発生した際に被害を受けやすくなります。
浸水や家屋倒壊など、生活環境に影響を及ぼす恐れがあるため、購入する前にしっかりとチェックする必要があります。
各自治体が提供しているハザードマップでも確認ができます。
2.地盤の強弱
地下工事での地盤の緩みや液状化、時間の経過と共に進行など様々な要因で地盤は弱くなります。地盤が弱くなると、地盤沈下し建物や道路に影響を及ぼす恐れがあります。
また地震発生時など建物の揺れが大きくなりやすかったりと2次被害を生みかねません。
そのため、地盤の強弱を事前にしっかり確認しておく必要があります。
3.境界線
土地を所有・売買・建築するときにとても重要なのが、
自分の土地と隣の土地の正確な境目を明らかにする境界確定です。
この境界確定が不明確だと、境界について隣家のかたとトラブルが発生するおそれがあるので、不動産会社に一度聞いてみる必要があります。
4.接道義務
建築基準法により、建物を建築するときは、幅4m以上の道路に2m以上接していることが義務付けられています。接している道路の幅が4m未満の場合には、土地を道路の中心線から2m後退させたり、一方後退の場合などがあり、これを満たしていないとその土地に建物を新しく建てることができません。そのため、もし接道状況を満たしていなければ売却時にも影響を及ぼす恐れがあるので、しっかり確認する必要があります。

チェックポイント!~建物編~
次は、建物についてのチェックポイントをご紹介します。
1.建蔽率・容積率
・建蔽率:その土地に対してどれくらいの広さの建物が建築できるか
・容積率:その土地に対して何階建ての建物が建てられるか
この2点の超過は、建物の価値を著しく下げてしまいます。
そのため、住宅ローンの融資が希望額よりも少なくなってしまったり、
リフォーム・建て替え時に現行の建蔽率・容積率に適合する必要があるため規模が小さくなってしまったりと、意図しない制限がかかることがあります。
2.心理的瑕疵
過去に事件・事故が発生した物件は、心理的瑕疵のある物件として扱われます。
心理的瑕疵とは、その物件で起こった事件・事故に対して、入居者に抵抗感や嫌悪感を与えることを言います。
売買取引の場合、不動産会社は事案発生からの経過目安に関係なく、告知する義務があるため、しっかり確認する必要があります。
3.シロアリ被害
シロアリは、柱や床などの構造材を食べてしまうため、建物の倒壊リスクや耐震性の低下があげられます。またシロアリによる被害は、保険適用外の場合もあるため気づいたときには修繕費が何百万円単位になることもあります。
そのため事前にしっかりと確認しておきましょう。
4.建物劣化状況
中古戸建は、建物によって築年数や構造などが様々なため、建物状況を確認する必要があります。一見、表面からでは見えない部分もあるため、しっかり情報と照らし合わせてチェックすることで、住んでからのトラブルや予期せぬ費用の発生などを防ぐことができます。
まとめ
中古戸建はすでに完成されているものを販売するため、良い点よりも悪い点が同じだけあるか、悪い点のほうが上回っているかは物件によりけりです。
ですが、そのぶん選択肢の幅も広く、周辺環境・築年数・建物構造など価値にも差異があるため、それが価格に直結する場合が多いです。
相場よりも少し安いなと感じたり、上記のチェックポイントについて気になる点があった場合は、迷わず不動産会社に聞いてみるとよいでしょう!