

春到来!過ごしやすい時期をおそう【花粉】に自宅で簡単にできる対策アイデアをご紹介♪|愛京住宅総合サイト
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春の訪れとともに心が浮き立つ季節ですが、同時に多くの人が悩まされるのが「花粉症」です。
特にスギやヒノキの花粉が飛散する時期は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、日常生活に支障をきたすほどの症状が出ることもあります。
屋外での対策はもちろん重要ですが、実は「自宅」での花粉対策も症状を和らげるうえで欠かせません。今回は、自宅でできる花粉対策についてご紹介します。
まずは花粉を「持ち込まない」工夫を!
花粉は外出時の衣類や髪に付着して、家の中に持ち込まれてしまいます。
まずは玄関で、花粉を“ブロック”する必要があります。
■帰宅したら、玄関先で衣服をはたく
外出時に着ていた衣類に花粉が付着することで室内に花粉が入り込みます。
衣類の静電気により花粉が付着し、その衣類を着たまま家に入ると、花粉が室内で落ちてしまい、浮遊してしまいます。
特に、一番上に着るコート類は玄関に置き、室内には持ち込まないようにすることが最適です。
■髪の毛はシャワーなどですぐ洗い流すのも良し◎
外からの帰宅時に、髪の毛などに花粉が付着していると、そのまま室内に持ち込んでしまう原因にもなります。そのため、帰宅してからは浴室に直行し、シャワーなどで洗い流すと花粉も除去できますし、室内を清潔に保つことができます。
室内の「空気管理」を徹底する!
室内に入ってしまった花粉は、空気中に浮遊したり、床や家具に落ちたりしてアレルゲンになります。
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■空気清浄機を活用(花粉対応フィルター搭載のものが理想)
空気清浄機は、部屋の空気をきれいにしてくれる便利なアイテムです。
特に、花粉対応のフィルター搭載があると、花粉をキャッチしてくれるのでおすすめです。
リビングや寝室など、長い時間過ごす場所に置くと効果的です。
■エアコンにも花粉吸着フィルターの取り付けを!
エアコンは、周りの空気を吸い込み、暖めたり冷やしたりして空気を排出しています。そのためエアコンに花粉吸着フィルターを取り付けると、花粉を吸い込んでキャッチし、きれいな空気を排出してくれます。
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■室内の湿度を40~60%に保ち、花粉の舞い上がりを防ぐ
湿度が高くなると、花粉は水分を含んで重くなり室内を浮遊しにくくなります。
そのため浮遊した花粉が目や鼻に付着する可能性が減り、症状の緩和に繋がります。逆に、空気が乾燥していると浮遊しやすくなり、鼻や喉の粘膜が乾き、花粉やウイルスなどの刺激に対する防御力が弱まってしまいます。
加湿しすぎるとカビなどが発生してしまう恐れがあるので、適度な湿度を心掛けましょう。
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■換気は時間帯を選ぶか、少しの工夫を!
上記の原理から、花粉は乾燥していると浮遊しやすいものであるといえます。
その日の温度や天候にもよりますが、1日の中でも花粉が多く飛ぶ時間帯が13時前後と18時前後です。 13時前後は気温が高くなる時間で湿度が低くなるため、乾燥しやすく花粉が空気中に長く浮遊します。 18時前後は日中に舞い上がっていた花粉が、気温が下がることで地面近くに降りてくるため、地表付近で花粉の量が再び多くなります。そのため、窓を開けて換気する際は、花粉が比較的、浮遊しにくい日没~早朝にかけてか、窓を少しだけ開けての換気がおすすめです。
「掃除方法」にもひと工夫を
掃除の仕方次第で、花粉の舞い上がりを最小限に抑えることができます。
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■床掃除は、乾拭きよりも水拭きを基本に
床を拭く前に掃除機をかけてしまうと花粉が室内で舞い上がってしまうため、水拭きを行うことで、花粉を除去することができます。
花粉は水分を含んで重くなり室内を浮遊しにくくなるため、床掃除に限らず掃除をする際は、乾拭きよりも水拭きをすることをお勧めします。
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■カーテンや布製ソファは定期的に洗濯を◎
花粉の時期、意外と見落としがちなのがカーテンやソファの掃除です。
素材にもよりますが、布製だと花粉が溜まりやすく家族で過ごす住空間だと他の家族の健康リスクを及ぼす恐れがあるため、可能な限りは、毎日洗濯し花粉を取り除く必要があります。
「洗濯物」は室内干しで
外に干した洗濯物には、想像以上に花粉が付着しています。花粉の季節は、室内干しまたは乾燥機の利用をおすすめします。どうしても外干ししたい場合は、花粉の飛散量が少ない朝早くに干し、短時間で取り込むのがコツです。
インテリアを見直すのも◎
じゅうたんや布製カーテンなど、花粉が付着しやすい素材は、花粉シーズンだけでもロールスクリーンやフローリングラグなど、掃除しやすい素材に替えると効果的です。
まとめ
花粉は完全に避けることは難しいですが、自宅を「花粉の避難所」に変えることで、症状の軽減につながります。少しの工夫で、家族みんなが春を快適に過ごせる空間をつくってみませんか?