【Netflix配信ドラマ「地面師たち」でも話題！】あなたの空家は大丈夫？？空家の今後を迷っている人にオススメ♪保有し続けることのメリットやリスクを徹底解説！｜愛京住宅総合サイト

1.そもそも空家とは？

国の国土交通省よると、

建築物又はこれに附属する工作物であって、
居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの及びその敷地

と定義されています。
常態というものの具体的な期間は、曖昧なところですが、
空家は、人の出入り頻度や室内の灯りがともっている等もそうですが、
植物の手入れがされていなかったり、ポストが長らく見られている形跡がなかったりと外からの雰囲気でもある程度は感じ取れてしまうため、
空家を保有されている方は注意が必要です。

2.必ず売却する必要はありません！

上記の内容から、

空家=売却しなければならない

という認識を持ってしまう方もいるかもしれませんが、
必ずしも売却する必要はありません。

そもそも国土交通省のサイトにも、空家を促進する理由として、

空き家になった場合は「仕舞う」（除却）、「活かす」（活用）の
行動をとることが大切

と提起されています。


・「仕舞う」の具体例
　解体を行い、跡地を新しい建物の敷地として活用



・「活かす」の具体例
　住宅のまま売却や、用途替えをしてカフェなどとして活用

参照：国土交通省 空家専用ＨＰ


空家は、実は保有しているだけで資産となり価値が向上しやすいため、
上手に活用すれば、多くのメリットをもたらしてくれます。

3.空家を保有するメリット◎

1番魅力的！所有者として自由自在に有効活用できる

上記、具体例にあった通り、所有者として有効活用できるのが最大のメリットです。
カフェなどの事業をはじめたり、月極駐車場にしたりと居住以外のものとして使うことで、仕事として活かすことができたり、地域への貢献度も高まります。

未来の安心のために…次世代に残しておく

空家を保有する理由として最も多いといえるでしょう。
諸費用などの負担はありますが、子ども世代や孫世代などに残しておくことで、
少なくとも住む場所に困ることはなくなります。

 

最近はズバり、コレ！投資・賃貸活用

• 資産形成など投資が主流になりつつある現代において、
  空家をリフォームし、賃貸や民泊として運用することで収益を得られる活用方法が、
  注目されています。不動産投資といえば、リスクの高いものとして聞こえますが、
  まずは低コストで不動産投資を始める手段としても人気です。
  
  
  
  
  
  このように空家は上手に管理・活用することで、多大なメリットをもたらせてくれます。
  しかし、中には遠方でなかなか管理することができない、「仕舞う」のも「活かす」のも、どうしたらいいか悩んでいる、という方もいらっしゃるでしょう。
  下記に、空家を放置した場合のリスクについてご紹介します。

4.空家を保有するリスク△

思わぬトラブルも…！こまめな管理が必要

空家といえども、所有者である以上は管理が必要になってきます。
こまめな管理を怠ってしまうと、倒壊や害虫、悪臭、雨漏り、不法侵入といったトラブルが発生し、近隣の方への迷惑になってしまいます。


悪循環…！資産価値が低下しやすい…

築年数が古かったり、長らく放置された状態の空家だと、そのエリア全体の売却する際の金額が安価だったり、取り扱ってもらえない場合があります。
それだけだと、所有者が少し損をしてしまう形だけになるのですが、そういった空家が連なることで、空家のトラブルや景観の悪化などをまねいてしまい、結果的にエリア全体の資産価値を低下させてしまう恐れがあります。

 

あのドラマから注目度上昇…不動産詐欺に注意

• 空家問題のひとつに、犯罪リスクの上昇があげられます。例えば昨年、大ヒットしたNetflixドラマ「地面師たち」では、主人公たちがその敷地の所有者や仲介業者になりすまし、買主から多額な金銭を奪い取る【地面師】という不動産詐欺師の存在が話題になりました。ドラマで狙うのは一等地と呼ばれる都市部が舞台でしたが、一般的に不動産詐欺師が狙うものの多くは、実際に所有者が住んでいない空地や空家を狙うことが多く、放置しておくと知らない間にトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
  
  
  

まとめ

空家を保有するということは、持ち家として自分の資産にできたり、投資や賃貸として活用できたりと魅力的な面がある一方で、修繕や管理が負担になるケースもあります。以上の観点を考慮して、事前にしっかり調査し、慎重に考えることが大切です。