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間取り図のアルファベット記号を完全解説!理想の住まい選びに役立つ知識|愛京住宅総合サイト

間取り図のアルファベット記号を完全解説!理想の住まい選びに役立つ知識

 住宅の間取り図を見たとき、アルファベットの略語が使われていること多くないですか?これらは各部屋や設備を簡潔に示すための記号であり、間取りを理解する上で欠かせない要素です。しかし、住宅を探し始めたばかりの人にとっては、これらの記号が何を意味するのか分かりにくいかもしれません。本コラムでは、間取り図で使われるアルファベット記号について詳しく解説し、理想の住まい選びに役立てる方法を紹介します。

1. 間取り図の基本的なアルファベット記号

1. LDK・DKとは?

多くの住宅情報で見かける「LDK」や「DK」という記号は、リビング、ダイニング、キッチンの組み合わせを指します。

  • L(Living):リビング(居間)

  • D(Dining):ダイニング(食堂)

  • K(Kitchen):キッチン(台所)

  • LDK(Living Dining Kitchen):リビング・ダイニング・キッチンが一体となった空間


     

  • DK(Dining Kitchen):ダイニングとキッチンの組み合わせ

    例えば、「2LDK」の場合、2つの居室とリビング・ダイニング・キッチンがあることを意味します。一方で、「2DK」は、2つの居室とダイニング・キッチンがある間取りを示します。LDKがついていると、広々としたリビングスペースを確保できるため、ファミリー向けの物件に多く見られます。

     

2.部屋や収納に関する記号

BR(Bedroom):寝室

  • MBR(Master Bedroom):主寝室(最も広い寝室)

  • S(Service Room / Storage):サービスルームまたは納戸

  • WIC(Walk-In Closet):ウォークインクローゼット

  • CL(Closet):クローゼット(収納)

  • SB(Shoe Box / Shoe Closet):靴箱・シューズクローゼット

  • ST(Storage):収納スペース

  • R(Refrigerator):冷蔵庫置き場

  • 収納スペースの記号がしっかり記載されている間取りは、荷物が多い家庭にとって大きなポイントになります。最近では、ウォークインクローゼット(WIC)がある住宅が増えており、衣類を整理しやすいメリットがあります。
     

    3.水回り・設備関連の記号

    WC(Water Closet):トイレ

  • UB(Unit Bath):ユニットバス(浴室)

  • PS(Pipe Shaft):パイプスペース(配管が通る場所)

  • MB(Meter Box):メーターボックス(電気・水道メーター)

  • EV(Elevator):エレベーター

  • B(Balcony):バルコニー

  • EX(Entrance):玄関

  • ユニットバス(UB)は、バスタブと洗面台、トイレが一体化したものを指し、一人暮らし用のコンパクトな間取りに多く見られます。一方で、ファミリー向けの住宅では浴室とトイレが分かれていることが一般的です。

    間取り図を読み解くポイント

    間取り図のアルファベット記号を理解することで、物件選びがしやすくなります。以下のポイントをチェックしてみましょう。

    1. 収納の有無を確認する

     

    収納スペース(WIC、CL、SB)が充実しているかどうかをチェックしましょう。特にウォークインクローゼットがあると、収納力が大幅にアップします。
     

    2. 生活動線を考える

    キッチン、洗面所、洗濯機置き場、物干しスペースをスムーズに移動できる配置になっていると、家事の負担が軽減されます。特に、キッチンからダイニングやリビングが直線的に繋がると、料理や片付けがしやすくなります。

    3. 設備の配置を考える

    トイレや浴室の位置が使いやすいか、エレベーターの有無なども重要です。特に高層マンションではエレベーターの数や配置が快適な生活に影響します。 

     

    間取り図の記号を活用した住まい選び

    自分のライフスタイルに合った間取りを選ぶことで、住まいの快適さが大きく変わります。

    一人暮らし向け

    1Kや1DKが人気ですが、収納スペースが少ないことも。WIC(ウォークインクローゼット)があると便利です。

    ファミリー向け

    2LDK以上が一般的。LDKが広いと、家族全員が快適に過ごせます。収納が充実している物件を選ぶと、荷物が増えても安心です。

    在宅ワーク向け

    リモートワークをする人は、ワークスペースを確保できる間取りがおすすめ。サービスルーム(S)や広めのリビングがあると、作業がはかどります。

    間取り図に登場するアルファベット記号を理解すると、住まい選びがスムーズになります。部屋の広さだけでなく、収納や設備の配置にも注目し、自分に合った理想の住まいを見つけましょう。新しい住まいを選ぶ際には、ぜひこの情報を活用してください!