実用性も個性も両方ほしいかた必見!【高窓】って採用したほうがいい?気になる効果や使い方を全部お伝えします!|愛京住宅総合サイト
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- 実用性も個性も両方ほしいかた必見!【高窓】って採用したほうがいい?気になる効果や使い方を全部お伝えします!
家づくりの際、窓のサイズや位置、数などで悩まれる方は多いのではないでしょうか。
「たかが窓、されど窓」。窓は、お部屋の雰囲気や明るさが大きく左右される上に、
完成後も簡単には変更できない箇所であるために慎重に検討する必要があります。
今回は、数ある窓の種類の中でも【高窓(たかまど)】に関して、ご紹介していきたいと思います。
そもそも【高窓】ってどんなもの?
高窓(たかまど)とは、壁面の高い位置に設置される窓のことを指します。
高窓は、採光や通風を室内に取り入れるため採用されることが多く、プライバシーの確保やデザイン性の向上にも役立ちます。
下記項目では、高窓の特徴や注意点、設計の際のポイントについて説明していきます。
【高窓】の特徴とは?
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広範囲を照らす採光:
高窓は、部屋の高い位置に設置されるため、上部から自然光を取り入れることができます。そのため、お部屋の奥まで広範囲に照らされる自然光をとりこめるので、日中のお部屋が明るく暖かな住空間になります。
特に、北向きの建物や隣接する建物が近い場合でも、上部から光を取り込むことができるため日当たりの良し悪しを気にする必要がなくなります。
空気を循環させる通風:
高窓を開けることで、部屋の上部に溜まった熱や湿気を効果的に放出することができます。上部と下部に窓を設置することで、空気の循環を促進し、快適な室内環境を保つことができます。
外からの視線を気にせずプライバシーが確保できる:
高い位置にあるため、外からの視線を気にすることなく採光や通風を確保することができます。また、窓の位置によって隣接する建物など近い場所からのプライバシーも確保できるため、プライバシーの確保が必要な部屋や道路に面した部屋に適しています。
デザイン性の向上:
高窓を設置することで、建物の外観や内装のデザイン性が向上します。
【高窓】の注意点
掃除がしにくい:
高窓を掃除する際は、ハシゴなどが必要になったり、高所作業に慣れている必要があります。高い位置にあるため、ほこりが舞い上がりにくく、頻繁に掃除する必要はないですが、そのぶん掃除の手間はかかります。
視界の制限:
高窓は、具体的な定義はありませんが壁面の高い位置にある窓のことを示すために、住宅から見える景観を重要視される方には、不向きかもしれません。
隣地や周辺環境を気にする必要がある:
高窓は、外からの視線を気にせずプライバシーが確保できる利点がありますが、
設置する際は、隣地や周辺環境に合わせて設置する必要があります。
もし隣に高層マンションや高層ビルがある場合、上層階に住む人から家のなかが見えてしまう場合があります。
その場合は、高窓を設置できても透明ガラスは避けるなど対策が必要です。
【高窓】の設計ポイント
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位置とサイズ:
高窓の位置とサイズは、採光や通風の効果を最大限にするために慎重に決めます。
必要な光の量や風の流れを考慮して、適切な位置とサイズを選びます。
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開閉機能の有無:
高窓は、手が届かない位置に設置されることが多いため、開閉機能の選択が重要です。
電動開閉システムやリモコン操作ができるタイプを選ぶと便利です。
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断熱性能:
高窓の断熱性能を確保することで、冬場の寒さや夏場の暑さを軽減します。
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防犯対策:
高窓だからといって、防犯対策を怠らないようにしましょう。
施錠機能や防犯ガラスの採用も視野に入れてもいいかもしれません。
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メンテナンス:
掃除やメンテナンスがしやすい設計にすることが重要です。
高所作業が必要な場合、安全に作業できる範囲内かも含めて検討する必要があります。
具体的な高窓の使用例
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LDK:
リビング・ダイニングルームの高い位置に窓を設置することで、明るく開放感のある空間を作ります。
キッチンは、換気効果を高め、調理中の蒸気や匂いを効果的に排出してくれます。
バスルーム:
バスルームは、プライバシーを確保してくれるので、ゆっくりとバスタイムを楽しむことができます。
また湿気を効果的に排出してくれるのでカビ対策にも繋がります。
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居室:
洋室や和室など、居室に設置することで空間のデザイン力がアップします。
また、収納棚やベッド付デスクなどの高さのある家具も、窓の位置を気にせず配置できます。
階段:
階段の踊り場に高窓を設置することで、明るく開放的な空間を作ってくれます。
足元を明るい自然光が照らしてくれるので、日中は電気なしでも安心です。
まとめ
高窓は、採光や通風、プライバシーの確保、デザイン性の向上など、実用性・個性を含んだ要素を持ち合わせています。
設計時には、位置やサイズ、光の取り込み具合、メンテナンスのしやすさなど細やかな部分まで考慮する必要がありますが、高窓を効果的に活用することで、快適で魅力的な住空間を実現することができます。
高窓を採用した家づくりをご検討の際は、ぜひ参考にしてみてください!