

注文住宅の間取りで失敗しないために|暮らしやすさを左右する間取りの5つのポイントをご紹介♪|愛京住宅総合サイト
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「せっかくの注文住宅、間取りは自由に決められるはずなのに、住んでみたら動線が悪くてストレス…」
図面上では理想的に見えた間取りも、実際の暮らしにうまくフィットしないことがあります。
この記事では、これから家づくりを検討される方に向けて、「間取りで後悔しないための注意ポイント」を5つに絞ってご紹介します。
1. 家事動線は「つなぐ・まとめる」がカギ
注文住宅でよくある後悔の一つが「家事動線の悪さ」。
キッチン、洗面所、ランドリールームが離れすぎていると、移動のたびに時間も体力も消耗します。
例えば、キッチン→洗濯機→物干しスペースの動線を回遊できるようにつなぐだけで、家事効率はぐっと上がります。
最近では「洗って干してそのまましまえる」ファミリークローゼットを洗濯動線の先に配置する間取りも人気です。
日々の動きをシミュレーションしながら、無駄のない動線を意識することがポイントです。
2. 「収納は多ければいい」は間違い?
収納もまた、よく議論になるポイントです。
確かに収納は多いに越したことはありませんが、「ただの物置」になってしまうような使いにくい収納では意味がありません。
大切なのは「必要な場所に、必要な分だけ」。
例えば、玄関には家族全員分の靴・雨具・防災グッズを置ける土間収納、キッチンにはパントリー、リビング近くには掃除用具や文具類をサッとしまえる収納など、使う場所の近くに配置することで、家全体がすっきり保てます。
3. 「窓の位置と大きさ」で失敗しない
光や風の入り方は、窓の位置とサイズで大きく変わります。
「南側に大きな窓を!」と考えがちですが、隣家が近い場合はかえって視線が気になってしまうことも。
日当たりを重視するなら「高窓」や「吹き抜け+窓」で採光する工夫もあります。
また、窓が多すぎると家具の配置がしづらくなるので要注意。
どこにソファやテレビを置くかも含めて、窓の位置は計画的に。
4. 音・におい・視線の「生活ストレス」に配慮
家族の生活が交差する場面で生じやすいのが、「音」や「におい」などのストレスです。
例えば、トイレがリビングや寝室に近すぎると、音が気になるという声は意外と多く聞かれます。
キッチンとダイニングが直結している場合は、調理中のにおいや煙の広がりも考慮しておくと◎。
また、玄関からリビングが丸見えになる間取りも、人の出入りが多い家庭では落ち着かないと感じることがあります。
扉や間仕切りを活用して、適度に空間を仕切ることもポイントです。
5. 将来を見据えた「フレキシブルな設計」
お子さんがいる家庭では、成長にあわせて部屋の使い方が変わることを想定しておくと安心です。
例えば、将来仕切って2部屋にできるような広めの子ども部屋や、ワークスペースを兼ねられるスタディコーナーなど、柔軟に変えられる間取りは長く快適に暮らすためのカギとなります。
また、親の介護やテレワークなど、ライフスタイルが変わったときに対応できるよう、1階に1部屋あると重宝します。
まとめ
間取りの設計は「図面」ではなく「暮らし」をイメージすることが大切です。
家族のライフスタイルや将来の変化を見据えて、「どんな生活をしたいか?」をじっくり考えることが、満足度の高い家づくりへの第一歩です。
注文住宅は自由度が高い分、選択肢も無限です。
迷ったときは、経験豊富な設計士や工務店とじっくり話し合いながら、自分たちにぴったりの間取りをつくっていきましょう。