

家族全員が安心して暮らせる住まい【バリアフリー住宅】!将来を見越した住まいのポイントについて徹底解説♪|愛京住宅総合サイト
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日本は超高齢社会に突入し、住宅のあり方にも変化が求められています。
介護が必要になってから慌てて改修するのではなく、「将来を見越した住まい選び」が重要。
最近は若い世代も「将来を考えてバリアフリー」を検討するケースが増えています。
本コラムでは、そんなバリアフリー住宅の具体例や、部分ごとのポイントなどをご紹介していきたいと思います。
1.バリアフリー住宅とは?
バリアフリー住宅とは、年齢や障害の有無に関わらず、すべての人が安全に、快適に暮らせるように設計された住宅のことです。
主に「段差をなくす」「手すりを設置する」「移動スペースを広く取る」といった工夫が施されています。
特に高齢者や身体に不自由のある方にとっては、家の中の小さな段差や狭い通路が大きな障害(バリア)になります。バリアフリー住宅では、そうした物理的な障害を取り除くことで、「転倒を防ぐ」「移動しやすくする」「介助しやすくする」といった安全性と快適性を確保します。
2.バリアフリー設計の具体例
バリアフリー住宅といっても、どのようにしたらいいか分からないという方に、
下記に具体例をあげて、ご紹介していきたいと思います。
●段差をなくす(フラットフロア)
転倒のリスクを減らし、車椅子でも移動しやすくします。
●ドアは引き戸に
開閉の負担が少なく、介助もしやすくなります。
●手すりの設置
階段・トイレ・浴室などにあると安心感が大きいです。
●ゆとりのある動線設計
車椅子や歩行器でもスムーズに動けるスペース確保が必要です。
3.部位ごとのポイント

◆玄関
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・スロープの設置
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・段差を解消
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・ベンチを設けて靴の脱ぎ履きを楽に
◆廊下・ドア
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・廊下幅は80cm以上、できれば100cmあると理想的
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・ドアは引き戸でストッパー付きが便利
◆トイレ・浴室
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・手すりと緊急呼び出しボタンの設置
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・浴室は滑りにくい床材を使用
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・浴槽はまたぎやすい高さに
◆キッチン
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・座ったままでも使えるシンクや作業台
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・IHコンロで火の不安を軽減
◆寝室
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・トイレに近い位置に配置
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・ベッド周りに手すりやナイトライトを設置
4.バリアフリー=高齢者だけではない
「バリアフリー」というと高齢者向けと思われがちですが、小さな子どもがいる家庭や妊娠中の方、ケガをした時など、誰にでも“段差や使いにくさ”は障壁になります。つまり、バリアフリー住宅は“家族全員が安心して暮らせる住まい”とも言えるのです。
まとめ
バリアフリー住宅は、将来の安心だけでなく、今の暮らしを快適にしてくれる工夫が詰まっています。「まだ必要ない」と思わずに、ちょっとした配慮を間取りや設備に取り入れるだけでも、日々の生活がグッと楽になります。
今だからこそ、家族の未来を見据えた家づくりを始めてみませんか?