家づくりコラム

家づくりの「こんなのじゃなかった・・・。」を軽減する?!VRで建てる前に建てる!|愛京住宅総合サイト

家づくりの「こんなのじゃなかった・・・。」を軽減する?!VRで建てる前に建てる!

 家を建てる前に「実際に理想の物件を見てみたい」と思う方がほとんどではないでしょうか。
準来の図面や3Dパースだけでは、空間の広さや高さ、実際の生活動線、太陽光の入り方など、細かい部分がイメージしきれないことが多いため、建物が完成する前に現実のような形で確認できる技術で、近年注目を集めている、VR(バーチャルリアリティ)を活用した内覧です。こちらの記事では「建てる前に建てる」ことが可能なVRのメリット・デメリットをご紹介いたします。

VRを活用した内覧とは

 家を建てる前の不安や悩みがVR(バーチャルリアリティ)を活用した内覧で解決することが可能です。建てる前の家をバーチャル高解像度により、まるで建物の中にいるような感覚を味わう事ができます。従来の家づくりでは、間取りやデザインを想像するしかありませんでしたが、VRを使えば、まるでその場に立っているかのように、まだ建設されていない家をリアルに体験することができます。

VR内覧のメリット3選

★リアルな空間が感じられる
★お客様とコミュニケーションの円滑化
★購入前に「暮らし」をシミュレーションできる

①リアルな空間が感じられる


 VRを使った内覧の最大のメリットは、現実に近いイメージを得られる点です。通常の図面や3Dパースでは、二次元や限られた視点からしか家をイメージできませんが、VRでは部屋の中を自由に歩き回れて、大体の家具の配置を確認できます。また日中の光はどう入ってくるのかなども大まかですが再現できるので、朝日がどのようにリビングに差し込むのか、夕方のキッチンの明るさはどうか、などの生活感に直結する要素を確認できるため、家づくりの不安や誤解を大きく減らせます。

②お客様とコミュニケーションの円滑化

 打ち合わせの際に3Dで書き起こしたものをお客様と一緒に共有し、その場でフィードバックを受けながらレイアウトの修正をスムーズに行えます。VRを使用すると、照明や陰影などの環境設定をリアルにシミュレートすることができることにより、設計がどのように作られるのかをイメージできます。これにより、誤解や意図のズレを減らすことができデザインの完成度を早く高めることが可能です。

③購入前に「暮らし」をシミュレーションできる

 VR内覧は、家の構造やデザインだけでなく、完成後の生活そのものをシミュレーションするツールでもあります。家が完成した後の生活を、細かく想像できるため、完成後の「こうすればよかった」を最小限に抑えることができます。家族の生活動線や日常の利便性を事前に体感できることは、家づくりにおいて非常に重要なポイントです。

VR内覧のデメリット2選

■現実とのギャップ
■VR酔いや不快感

①現実の質感や温度感を再現できない

 VR内覧では、視覚的にはリアルな体験が可能ですが、実際の家の質感や温度感を再現できません。たとえば、質感や雰囲気、素材の感触など壁や床の手触り、木材や石材の温かさ・冷たさ、風通しの良さなどの実際の細かい要素はVRでは再現が難しいため、完成後に「イメージと違った」と感じるといった可能性があります。

②VR酔いや不快感

 VRは人によって向き不向きがあります。VR体験中に、VR酔いを感じるお客様も少なからずいます。特に、VRゴーグルを装着して視覚的に動きが発生した際に、体が現実の動きと一致しないためにめまいや吐き気を感じることがあり、これが原因でわずか数分のVR体験でも不快になって酔ってしまう可能性があります。
 

 VR内覧は、従来の家づくりに対する不安や悩みを解消する画期的なツールです。お客様が理想の住まいをリアルに体感できるこの技術は、未来の家づくりに欠かせない手段の一つです。家の購入をお考えの方は、ぜひ弊社のVR内覧を体験してみてください。理想の住まいを具体的にイメージし、安心して家づくりを進めるためのサポートをいたします。